売買をしよう!3〜FX業者の選び方
FX(外国為替証拠金取引)は、簡単にスタートできますし、維持費もかからずに、いつ取引を始めても大丈夫ですので、早速、申し込もう!と思われた人、ちょっと待ってください。
色々なFX業者がありますが、絶対選んではいけない業者というものがあります。具体的には、以下の業者です。これが、FX業者を選ぶ際の「絶対外せないポイント」です。
1.電話などで勧誘をしてくるFX業者
勧誘はしてはいけないことになっています。なので、勧誘してくる業者は、悪質な業者の可能性大です。
2.信託保全をしていないFX業者
FX業者に保証金を預けるわけですが、もし、FX業者が倒産してしまうと、保証金が返ってこないことがあります。それを防ぐのが「信託保全」という仕組みです。信託保全とは、お客から預かった保証金を、FX業者とは別の銀行などで保管する仕組みのことで、もしFX業者が倒産しても、銀行などから払い戻しがあります。信託保全をしていないFX業者は避けた方がいいでしょう。
3.金融先物取引業の登録をしていない業者
登録をしていない業者は悪質な業者の可能性があります。なので、登録しているかどうかを確認しましょう。
スポンサード リンク
FX業者を選ぶ際に、見るべきポイント
実は、FX業者でも、取引の条件が同じではないんですよね。何が違うのかというと以下の6つです。
1.システムの安定性
2.手数料
1ですが、取引をしたいのに、システムがダウンして、取引ができない脆弱なシステムのFX業者もあります。そういうFX業者は避けたいところですが、システムが安定かどうかは、書籍にもネットにも載っていないことが多いので、自分で色々なFX業者を自分で試すしかありません・・・
2ですが、これが意外に奥が深いです。というのも、手数料と一口でいっても、実際は色々なところで手数料が取られているためです。なので、手数料について、ちょっと詳しく見てみたいと思います。
FX業者を選ぶ際に、見るべきポイント〜手数料〜
業者が提示している手数料は以下の2点です。
1.為替を変えるときの手数料(片道××銭とかいうものです)
2.スワップ金利の一覧
3.スプレッド
1の手数料を、もう少し詳しく説明すると、たとえば、「円→ドル」のときにかかる手数料と、「ドル→円」のときにかかる手数料のことです。この手数料はFX業者によって同じだろうと思われるかもしれませんが、業者によって全然違います。この手数料が安い業者を見つけると、より儲かるようになります。これは、FX業者のホームページに、よく片道10銭(0.1円)という風に表示されているので、簡単に比較することができます。
2ですが、より高金利の通貨を購入した場合、1日あたり利息がつきます。この利息の額もFX業者によって異なります。これも、FX業者のホームページに、よく「スワップ金利一覧」という風に表示されているので、簡単に比較することができます。
3ですが、スレッドという「見えない」手数料が、かかっています。1と2が有利でも、実際はこの3を考慮すると、手数料が多かったということもあります。ただ、このスプレッドの差も、FX業者のホームページにはないので、自分で色々なFX業者を試してみるしかありません。なお、スプレッドについては、「売買をしよう!11〜スプレッドって、なあに?」で詳細に解説します。