変動相場制と固定相場制

FX(外国為替証拠金取引)をすると、よくわかりますが、為替レートは常に変動しています。
なぜ、為替相場が変動しているのだと思いますか?
そうですね。
色々な人が、通貨を売買しているためです。
たとえば、ドル円に注目してみましょう。
ドルを売りたい人が多ければ、ドルの価値が下がっていき、ドル安になります。逆にドルを買いたい人が多ければ、ドルの価値が上がっていき、ドル高になります(ここが良く分からない場合は、外国為替の基礎知識を読んでください)。
このようにして、通貨が売買されているうちに、為替レートが変動していきます。
つまり、マーケットの需要と供給で、為替レートが決まっています。
このように、為替レートをマーケットに任せて、常に変動するようにしている制度のことを変動相場制(フロート制)といいます。

一方、固定相場制とは、「1ドル=100円」のように、為替レートを固定(もしくは小さな変動で限定)する制度のことです。ぺッグ制ともいいます。

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