FX(外国為替証拠金取引)は「危険」じゃないの?リスクについて
どのような資産運用にも「リスク」があります。一番安全と思われている「銀行や郵便局での貯金」にも「リスク」があるように、どのような資産運用にも「リスク」は付き物です。なので、「リスクがあるので嫌だ!」と思うのではなくて、どのような「リスク」があるのか理解して、そのリスクを最小限に抑えることが重要です。ここでは、FX(外国為替証拠金取引)のリスクについて紹介します。初心者のうちは、ピンと来ないものもあると思いますが、取引をすると、「このことね!」と思えるようになりますよ。
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FX(外国為替証拠金取引)のリスクを列挙!
FX(外国為替証拠金取引)には、以下の6つの「リスク」があります。
- 信用リスク
- 為替変動リスク
- 金利変動リスク
- 流動性リスク
- オンライン取引に関するリスク
- レバレッジ効果
これから、それぞれについて説明していきます。
信用リスクとは?
原則、FX業者でする取引は「取引所」を介さない「相対取引」なので、FX業者の信用性によって、損失をこうむることがあるということです。これを信用リスクといいます。信用リスクは、信頼がおけないFX業者で取引をしないことで、リスクは軽減できます。
為替変動スクとは?
為替レートは24時間ずっと動いているので、予想を外した場合、大きな損をすることがあるとリスクのことを、為替変動リスクといいます。基本的に損失が大きくなれば、FX業者が自動的に取引をストップしてくれるので、保証金以上に損をすることはないですが、万が一、急激に為替レートが変動した場合は、ストップできずに、保証金以上のお金を請求されることもあるそうです(今まで聞いたことはないですが)。
金利変動スクとは?
金利変動リスクとは、各国の金利政策の変動で、スワップ金利の額が変わるリスクがあるという意味です。もっと具体的に書くと、2国間の金利差が縮小してきたら、スワップ金利収入も少なくなるかもしれませんよ!という意味です。
流動性リスクとは?
流動性リスクとは、たとえば、テロや戦争で、取引ができなくなるかもしれないよ〜というリスクです。先進国の通貨を取引していれば、このリスクは0に近くなりますが、発展途上国や紛争が起きそうな国の通貨で取引をすると、このリスクは高くなります。
オンライン取引に関するリスクとは?
オンライン取引に関するリスクとは、ネット取引には、以下のリスクがあるという意味です。
1.システムがダウンして、取引ができないことがあるかもしれないリスク
経済指標の発表直後は、取引が集中するので、FX業者によっては、システムダウンすることがあるそうです。
2.パスワードなどが盗まれて、損害をこうむるリスク
スパイウェアやハッキングでパスワードなどが盗まれるリスクがあります。
1はシステムに強いFX業者を選んで、2は自分のPCにウィルス対策ソフトを入れることで自衛できます。
レバレッジ効果とは?
手持ちの資金の1〜10倍の資金を動かすことができるのが「レバレッジ」でした。レバレッジを大きくすれば(10倍とかにすれば)、儲けも大きくなりますが、その反面、損する額も大きくなるかもしれないというリスクのことです。ちなみに、レバレッジを自分で制御するのが成功のコツだそうです。