「外国為替」の基本を解説!1〜為替の計算方法

たとえば、「ドル」「円」になおす時は、為替レートを「掛け」ましょう。



逆に、円をドルになおす時は、為替レートで割りましょう。



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為替の基本式の覚え方

この2つの式の覚え方は、色々ありますが、一番、応用が効く方法を紹介します。

たとえば、今、50ドルを円になおしたいとします。
為替レートが100円/ドルの場合、50ドルに為替レートを掛ければいいのか、割ればいいのか、どちらがいいのかというと、換算したい通貨の「単位」と、為替レートの「単位」に着目してください。通貨の単位は、50ドルなので「ドル」ですよね。為替レートは「円/ドル」ですよね。ちなみに、為替レートって、実は「分数」という意味なんですよ。



つまり、換算したい通貨の「単位」である「ドル」に、為替レートの「単位」である「円/ドル」を掛ければ、円になりませんか(通分されて、ドルが消えますよね)。



つまり、50ドル×100円/ドル=5000円となるわけです。


別の例をみてみましょう。たとえば、100ドルを、ユーロになおしたいとします。
為替レートが、1.2ユーロ/ドルの場合、為替レートを掛ければいいのか、割ればいいのか、どちらでしょう。

換算したい通貨は「ドル」ですよね。為替レートは「ユーロ/ドル」です。つまり、掛ければいいんですよね。なので、100ドル×1.2ユーロ=120ドルになるわけです。


更に別の例をみてみましょう。たとえば、1000円を、ドルになおしたいとします。
為替レートが、100円/ドルの場合、為替レートを掛ければいいのか、割ればいいのか、どちらでしょう。

換算したい通貨は「円」ですよね。為替レートは「円/ドル」です。ここで、「円×円/ドル」のように掛けてにしてしまうと、円はうまく消えませんよね。つまり、割ればいいわけです。なので、1000円÷100円/ドル=10ドルになるわけです。

このように「単位」に着目して、掛ければいいのか割ればいいのかを判断すれば、通貨の換算ができます。一番、覚えにくい方法ですが、一番、応用が効くので、覚えておきましょう。

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